愛知県内3カ所目の「ららぽーと安城」がオープン! “体験重視”のコンセプトの全容とは
三井不動産(東京都/植田俊社長)は2025年4月18日、愛知県安城市に大型商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと安城」(以下、ららぽーと安城)をグランドオープンした。愛知県内3カ所目となる同施設は、県内最大の座席数を誇るフードコートや、中部・東海エリア最大面積の屋上広場を備え、体験型の施設づくりを志向している。

西友の「ザ・モール安城」跡地に開業
ららぽーと安城は、「ららぽーと名古屋みなとアクルス」(名古屋市)、「ららぽーと愛知東郷」(東郷町)に次ぐ、愛知県内3カ所目としてオープンした。西友(東京都/大久保恒夫社長)が運営していた大型商業施設「ザ・モール安城」(20年5月に閉館)の跡地にある。
県道沿いの好立地で、さらに国道1号、23号、419号線などの幹線道路にも近く、クルマでのアクセスは良好。駐車場は約3500台を完備し、広域からの集客をねらう。また、JR東海道本線「安城」駅から徒歩10分、名古屋鉄道西尾線「北安城」駅から徒歩14分と、鉄道を使っての来店も便利な場所だ。
近隣の商業施設としては、約2km北にヤマナカ(愛知県/中野義久社長)が運営するショッピングセンター(SC)「アンディ安城店」、約2.5km西に「ピアゴ ラ フーズコア三河安城店」、約4.5km北西に「アピタ知立店」などがある。
ららぽーと安城は「&PLAY」を施設コンセプトに掲げており、テナントには体験型の店舗が複数入る。晴れの日でも雨の日でも、お客にいつでも「遊び」を届けられるような場所をめざす方針だ。
1~3階には愛知県初出店31店、ららぽーと初出店47店を含む計215店舗がオープンした。さらに、4階屋上には、遊具数日本一の屋根付き屋上広場を設け、無料開放している。