「心斎橋パルコ」が11月にオープン、シネコンや専門店など約170店

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「心斎橋パルコ」完成イメージ
心斎橋パルコ(左)は14階建てで、2〜10階の連絡通路で大丸心斎橋店本館とつながる

 J.フロントリテイリング傘下のパルコは9月16日、「心斎橋PARCO(パルコ)」を11月に開業すると発表した。地下2階・地上14階建てで、大型専門店やシネマコンプレックスの他、多目的ホール、イベントスペース、シェアオフィスなど約170のテナントが出店する複合商業施設となる。

 約133億円を投じて旧大丸心斎橋店北館を改装、心斎橋パルコとして新たにオープンする。延床面積は約5万8000平方メートルで、年間のテナント取扱高は約220億円を目標とする。2019年9月に建て替えオープンした大丸心斎橋店本館とは2〜10階でつながっており、相乗効果によって都心マーケットを深耕する。

 パルコとしては9年ぶりの心斎橋エリアへの出店となり、19年11月に建て替えオープンした「渋谷パルコ」(東京都渋谷区)、「名古屋パルコ」(名古屋市)と並ぶ基幹店と位置づける。

 地下2階と地下1階は飲食店や食物販、化粧品店などが出店、地上1〜3階はティファニーやコーチなどの高級ブランドとセレクトショップなどが入る。4階はカフェや書店、パルコとしてシェアオフィス事業第1号となる「SkiiMa(スキーマ)」、6階は体験型のアミューズメント施設とキャラクターグッズショップなどで構成され、7階はフロア全体が「無印良品」となる。9〜11階は3フロアにわたって展開する「東急ハンズ」を中心に、インテリア雑貨の「フランフラン」、カルチャースクールを併設した書店などが出店する。

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