店内什器に段ボール!カインズ亀岡店にみるサステナブルホームセンターの姿とは
カインズ亀岡店
〒621-0013 京都府亀岡市大井町並河4-20
電話:0771-21-3111
JR山陰本線「並河」駅より徒歩で11分
見どころ
▶段ボール什器など抜本的な環境推進のエコストア
▶糖質オフのマフィンなど価値を付加させたカフェブリッコ
▶地域ニーズを取り込んだ店づくり

「パート従業員さんの意見を取り入れながら、地域に愛される店づくりを進めていきたい」
●鈴木祐介エリアマネジャー(写真:右)
「地域ニーズの取り込みを進め、とくに農業資材の品揃えを強化した。カインズにしかない商品とサービスでお客さまの暮らしを変える提案をしていきたい」
ホームセンターのカインズ(埼玉県/高家正行社長)は2021年12月、京都府亀岡市内に「カインズ亀岡店(以下、亀岡店)」をオープンした。同社にとって亀岡市内は初出店。地元有力食品スーパーのマツモト(松本健司社長)が開発するショッピングセンター(SC)へのテナント出店となった。
売場面積は8634㎡。カインズにとっては標準タイプのうちの大型店という位置づけだ。SCは亀岡市内と京都市内を結ぶ国道9号線沿いにあり、車でのアクセスに恵まれている。
亀岡店は、環境配慮型の店づくりと地域ニーズの取り込みが特徴だ。
カインズはオープンに先立ち、環境先進都市をめざす亀岡市との間で、環境パートナーシップ協定を締結。環境保全のための各種取り組みを推進する。具体的には、脱プラスチックの取り組みとして、①レジ袋の紙袋化とマイバッグの推進、②ペットボトルではマイボトルの推進、ラベルレス商品の拡大、そして後述する「mymizu」登録、③リフォームコーナーの展示什器の段ボール化、④店内直営カフェの「カフェブリッコ」で提供する容器の紙製素材への変更などを行った。
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