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精肉25年夏の販売政策提案!インフレ「焼肉離れ」を乗り越える方法とは何か

解説・文:馬渕 靖幸(フードサポート研究所)
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夏は食品スーパー(SM)の精肉部門にとっても書き入れ時が続く。ただ、折からの相場高や、記録的な猛暑が慢性化するなかでお客の食肉の購買行動に変化が生じ、これまでどおりの販促施策が通用しづらくなってもいる。新機軸の商品づくりや、お客に対する新たな切り口の提案など、さまざまな工夫を凝らす必要がある。

市況分析&来夏の方向性
“常識”を打破し、「焼肉」「ステーキ」の需要創造を

 前回(ダイヤモンド・チェーンストア誌2024年12月1日号掲載)も触れたが、精肉部門において喫緊の課題となっているのが消費者の“焼肉離れ”の傾向だ。国産・輸入肉ともに相場高が続くなか、とくに牛肉を買い控える向きは強い。単価の高い焼肉向けアイテムはその影響をなかでも強く受けている。

 しかし焼肉の提案は、精肉部門にとって主力の販売施策である。とくに家族や友人同士で集まる機会が増える夏は、焼肉を提案する絶好の機会であることは言うまでもない。夏商戦を前に、あらためて焼肉向けアイテムの開発・製造について再考する機会を設けておきたい。

 一口に焼肉向けアイテムと言っても、

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