カテゴリーフォーカス:日本酒、コロナ禍による巣ごもり消費が追い風奥行き、価格帯ともに広がり
沢の鶴、100人の唎酒師によるこだわりの一品と割って飲む女性向け新提案

沢の鶴は秋の新商品として新しい切り口の商品を2品投入する。どちらの商品も企業の技術シーズとデザインから新たな価値を生み出す(株)TRINUSとの共同開発から生まれた今までにないタイプの商品となっている。
「100人の唎酒師」は、100人以上在籍する同社の唎酒師が、自信をもってすすめるという意味を込めた常温流通が可能な純米生原酒。しぼった後に酵素を極限まで取り除く「限外濾過」という濾過技術を用いることで、一切加熱処理をせず、一切加水をしない生原酒の常温流通を可能としている。伝統の生酛造りにより旨味やコク、ふくらみが感じられながらも、後味はきりっとした仕上がり。パッケージも唎酒師たちがずらりと並んだポップなイラストで店頭でも目を引きそうだ。
「たまには酔いたい夜もある」は、通常の2倍以上の糀を使用することで糀由来の甘みと旨味を凝縮させた、女性向けの商品。ロックは勿論、紅茶やレモン炭酸、乳酸菌飲料など、さまざまな割り材で楽しむことを訴求する。同ブランドでは「#たま酔い」をつけてSNSに投稿するタイプのキャンペーン等も展開していく予定だ。
同社の売れ筋である「沢の鶴 純米酒山田錦300ml」では、家飲み推進で美濃焼ぐい呑みを付ける販促企画も行う。
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