カテゴリーフォーカス:日本酒、コロナ禍による巣ごもり消費が追い風奥行き、価格帯ともに広がり
菊正宗、IWCでダブル受賞の実力好調「ギンパック」シリーズのラインアップを強化

菊正宗は2020年下期の営業戦略として「コロナ禍による家飲みの強化」「酒税法改正への対応」「若年層の獲得」の3点を掲げている。
秋の新商品は4品。「しぼりたてギンリッチ1.8L」はIWC2019にて「グレートバリュー・チャンピオンサケ」、「普通酒部門最高位トロフィー」をダブル受賞した「しぼりたてギンパック」シリーズのプレミアムタイプ。華やかな香りと生貯蔵酒のフレッシュさが特徴で、アルコール度数は17~18度と高いことから、しっかりした飲みごたえを実現している。
「しぼりたて純米キンカップ」は、「純米キンパック」のネオカップタイプ。若い世代は香りを重視する傾向にあることから、「キンカップ」の飲み切りサイズを出すことで、若年層に向けてアプローチする。
「徳利ボトル缶」は料飲店での飲用をイメージした徳利型ボトルが特徴的な商品。熱伝導のよいアルミ缶で、白ボトルは燗、青ボトルは冷酒で楽しむことができる。「辛口パック 香るブレンド1.8L」は、コロナウイルスの影響による節約志向に対応した、香り高い辛口の商品となっている。
コミュニケーションはサッカープレイヤーのアンドレス イニエスタ選手をアンバサダーとして継続起用。CMやSNS等を活用した情報発信により、新たな顧客獲得をめざす。
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