消費者の変化と原価高騰に対応し、2022年の食品スーパーはこう動く! 食品MD総まとめ!
冷食売場拡大に取り組む企業続々
簡便・即食商品としては、冷凍食品のニーズも急速に拡大しつつある。従来の弁当のおかず用商材だけでなく、冷凍野菜などの素材系商品や一食完結型のメニュー、冷凍パン・スイーツなど大幅に品揃えを拡大するほか、冷凍食品にEDLP(エブリデー・ロー・プライス)の導入を開始するSMも少なくない。ヤオコー(埼玉県/川野澄人社長)は21年10月にオープンした新たな旗艦店「ヤオコー和光丸山台店」(埼玉県和光市)で、EDLPを訴求した同社最大規模の冷凍食品売場を展開するほか、生鮮売場の平台でも冷凍肉や冷凍魚の品揃えを強化している。
総合スーパー大手のイトーヨーカ堂(東京都/三枝富博社長)も「イトーヨーカドー和光店」(埼玉県和光市)で同社最大の約80坪の冷凍食品売場を展開。同社は冷凍食品・日配品・総菜を一体化した売場を展開し、冷凍・冷蔵・常温の三温度帯で商品を取り扱う。顧客が自分の状況に応じて商品を選べるような売場を構築するという独自の施策に取り組んでいる。
食品MD大全2022 の新着記事
-
2022/01/14
セブン-イレブンが22年、「デパ地下」を意識した商品を販売する理由とは? -
2022/01/14
従来のやり方から大転換、ファミマルが好調!ファミリーマートのPBはこう変わった -
2022/01/14
気鋭のコンサルが教える、スーパーが経費率10%台半ばのドラッグストアと戦うための商品政策とは -
2022/01/13
ヤオコー最新旗艦店、和光丸山台店をすご腕コンサルが丸裸に、商品政策とその意図を徹底解説 -
2022/01/13
コロナ時代にマッチし、PB売上が前年比27%増の西友 進化する商品開発の手法に迫る! -
2022/01/13
PB売上が22%増!ドン・キホーテの商品開発が大ヒットする理由と、“長すぎる商品名”の秘密とは
この特集の一覧はこちら [12記事]
