YoutubeやSpotifyで楽曲配信!バカルディが新たなファン層を獲得している
バカルディ ジャパンでは世界No.1*ラムブランド「バカルディ」の新たな飲み方として炭酸で割るだけの「バカルディハイボール」を提案。音楽イベントやYouTubeチャネル等での情報発信に加え、料飲店でのプロモーションを強化し、若年層ユーザーを取り込んでいる。
世界中で親しまれているコウモリマークのラム
世界No.1*ラムブランド「バカルディ」は1862年、スペインからキューバへ移民したドン・ファクンド・バカルディが、キューバの中産階級の人々の洗練された味覚を満たすラムを造るというビジョンのもと、サンティアゴに蒸留所を創業したことで誕生した。
ブランドロゴのコウモリは、蒸留所の屋根裏に住み着いていたコウモリに由来している。
当時のキューバでは識字率が低く「バカルディのラム」を識別してもらうために印象的なマークが必要だった。コウモリはスペインで健康、富、家族の団結のシンボルだったことから、「バカルディ」の商標に採用。以来、「コウモリのラム」として広く知られるようになったという。
「バカルディ」ブランドは、色々なカクテルのベースとして世界中で親しまれているホワイトラムの「バカルディ スペリオール」をはじめ、エイジドタイプやフレーバー入りなどさまざまなタイプのラムを展開しているが、なかでも好調なのが「バカルディ ゴールド」だ。
同品は2~3年オーク樽熟成したバカルディ・ラム原酒をブレンドした黄金色のラム。ホワイトラムよりも熟成の長さを感じられリッチで厚みがある味わいが特長だ。コーラで割ったカクテル「キューバリブレ」のほか、ストレートやオンザロック、製菓材としても適している。
音楽×バカルディで新たなファンを獲得
ラムはダイキリやピニャコラーダ、モヒートなどのカクテルベースで知られているが、バカルディ ジャパンでは、「バカルディ ゴールド」を炭酸水で割るだけで手軽に楽しめる「バカルディ ハイボール」を提案している。
ウイスキー・ハイボールは、ビールやサワーとともに居酒屋の定番ドリンクとして定着したが、「ウイスキー独特の香りが苦手」という人も少なくなく、同社ではこうした層に癖がなく飲みやすい「バカルディ ハイボール」を訴求していく考えだ。
同社では2023年より「バカルディハイボール」のプロモーションを大々的に展開。「バカルディ」とブランドのDNAである「音楽」を結び付けたタイアップ企画「BACARDI Sound Distillery 音楽蒸溜所」を始動させた。同企画では音楽のブレンドマスターとしてtofubeats氏を迎え、新進気鋭のアーティストたちとともにYouTubeやSpotifyで楽曲を発信している。
曲作りのプロセスやミュージックビデオ、ライブ等すべてに「バカルディ」が深く関わることで音楽ファンからの支持獲得をねらう方針だ。
またポップアップストアの展開や新宿カブキ横丁をはじめとした居酒屋での「バカルディ ハイボール」プロモーションで認知拡大を図ったほか、家庭用ではネッカーでの「バカルディ ハイボール」提案や、グラス付きボトルの販売で消費者への提案強化を行い好評を得た。
24年はこの活動をさらに加速、業務用、家庭用ともにプロモーションの規模を拡大する。バカルディジャパンでは手軽に楽しめる「バカルディ ハイボール」を通じてブランド価値を向上させるとともに、音楽をフックにしたコミュニケーションと業務用、家庭用を連動させたプロモーションにより、「バカルディ ハイボール」のユーザー拡大を図っていきたいとしている。
*2022年1~12月販売量・金額において(IWSR社調べ)
2023年春・夏 売上伸長率ランキング の新着記事
-
2024/03/27
給食の牛乳で有名なコーシン乳業、おいしさ・健康訴求でファミリー層にも人気の商品に -
2024/03/18
インスタントラーメンの新定番?韓国のシメとして必ず登場する「サリ麺」が年々伸長! -
2024/02/21
男性ユーザーを発掘、新食感のふりかけ「ふりかけるザクザクわかめ」が売上を伸ばす! -
2024/02/20
YoutubeやSpotifyで楽曲配信!バカルディが新たなファン層を獲得している -
2024/02/19
快進撃続く「キリン 氷結® 無糖」シリーズ「無糖チューハイ」カテゴリーの創造へ -
2024/02/13
2023年春・夏売上伸長率ヒットランキング!ロングセラーブランドなどのアイテムが上位に
この特集の一覧はこちら [6記事]
関連記事ランキング
- 2024-11-23チーズ市場、24年は価格改定が一巡し需要は回復基調
- 2024-11-22ラップ&ホイル市場、値上げの影響も少なく、使用シーン拡大で堅調に推移
- 2024-12-09“本格ビールのうまさ”と“糖質ゼロ(※1)”が両立!「パーフェクトサントリービール」が好評
- 2024-12-10サントリーが濃縮飲料「おうちドリンクバー」でつかんできた確かな手応え
- 2024-02-10楽天から離れ、西友のネットスーパー事業は単独の店舗出荷型へ その戦略とは
- 2022-01-05輸入牛の新規開拓戦略が奏功、湘南地区のローカルスーパー「たまや」の戦略とは
- 2024-09-18小売店の売り場を徹底的に見える化…「ShareWatcher 」は何がスゴいのか
- 2024-12-09カルピス®+北海道産ミルク「カルピス® THE RICH」が支持を集めた新たな仕掛け
- 2023-01-21ヤマモリ 三林圭介社長、「ベンチャースピリット」で変革への挑戦を加速する
- 2024-06-24食用油市場、価格改定と内食機会の高止まりで23年度も市場規模は過去最高を更新
関連キーワードの記事を探す
卸オリジナル商品市場、トレンドを取り入れた付加価値の高い商品開発が加速
即席麺市場、秋冬の需要期に向けて各社からこだわりの新商品が続々登場
“本格ビールのうまさ”と“糖質ゼロ(※1)”が両立!「パーフェクトサントリービール」が好評
「ワンカップ®大関」発売60周年!大関、長部訓子社長が語る 、今期のマーケティング戦略
「キリン氷結」が開拓した無糖チューハイという新カテゴリーの確かな手応え
“本格ビールのうまさ”と“糖質ゼロ(※1)”が両立!「パーフェクトサントリービール」が好評
サントリーが濃縮飲料「おうちドリンクバー」でつかんできた確かな手応え
カルピス®+北海道産ミルク「カルピス® THE RICH」が支持を集めた新たな仕掛け