コロナ禍で苦戦するコンビニ セブン‐イレブンだけ好調の意外な理由が、レシートデータ調査で明らかに
新型コロナウイルス(コロナ)感染拡大の影響で、業績が振るわないコンビニエンスストア(CVS)。しかし、その業績や利用動向はチェーンによって異なり、なかでも「セブン-イレブン」は「ファミリーマート」「ローソン」に比べて売上の減少幅を小さくとどめている。実際に各チェーンは今どのように利用されているのか。レシートデータや消費者へのアンケート調査によって明らかにする。
商品の支持が高いセブン ローソンはアプリが好評
ソフトブレーン・フィールド(東京都/木名瀬博社長)は、全国約50万人の消費者モニターからレシートとアンケート回答を収集した購買証明付き購買理由データベース「マルチプルID-POS購買理由データPoint of Buy(ポイント・オブ・バイ:以下、POB)」を有し、消費者の購買行動やその背景などを分析している。
今回は、2021年4月13~15日の3日間、クレディセゾン(東京都)との共同事業として運営するレシート投稿サービス「レシートで貯める」の会員2978人を対象に、ふだん利用するCVSについてアンケート調査を実施した。
はじめに「ふだんCVSで買物をしているか」との質問に「している」と回答したのは74.4%にあたる2215人。それら回答者がメーンで利用しているCVSは回答の多い順に「セブン-イレブン(45.1%)」
コロナが変えるビジネスモデル コンビニ作り直し! の新着記事
-
2021/05/31
コロナ禍で苦戦するコンビニ セブン‐イレブンだけ好調の意外な理由が、レシートデータ調査で明らかに -
2021/05/31
足元では郊外住宅地でも利用減の衝撃!コンビニ苦戦の理由をデータで解き明かす! -
2021/05/31
コンビニ業界苦戦のなか、セコマがコロナ禍でも既存店売上高を伸ばせた理由 -
2021/05/31
利益を加盟店と分け合い、「食の目的来店ストア」めざすミニストップの巻き返し策とは? -
2021/05/28
ファミペイ仕掛け人が語る「金融、広告で稼ぐ」コンビニの未来とは -
2021/05/28
ファミリーマート、無人決済店舗でねらうマイクロマーケットの鉱脈
この特集の一覧はこちら [17記事]
