週刊CVSニュース ローソンがコーヒーのサブスクリプションサービスを開始

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ローソンが4月4日から愛知県の「MACHI café」導入店舗で、コーヒーのサブスクリプションサービスの実証実験を開始する。1カ月分のコーヒーSサイズ(アイス/ホット)の購入代金3300円が、事前チケットを購入することで1500円になる。110円を超える商品については差額分を支払えば購入可能だ。利用ニーズやサービスの仕様についても検証を行い、全国への拡大を検討していく。全国展開が待ち遠しいサービスだ。(3月28日~4月3日のニュースをまとめました)

ローソン

セブン-イレブン・ジャパン
2023年度のペットボトル回収機の追加設置は1000台

 セブン-イレブン・ジャパンは3月28日、ペットボトル回収機の設置台数を2023年度中に1000台追加すると発表した。これは17年12月からペットボトルの循環型リサイクル(ボトルtoボトル)を進める目的で設置し始めたもので、2022年度は1054台を追加し、総設置台数は2660台となった。

完全循環型ペットボトルを使用した「―(はじめ)」シリーズの第4弾

 4月10日には、完全循環型ペットボトル商品の第4弾として「―(はじめ)ジャスミン茶一日一本」(税抜118円)を発売する。完全循環型ペットボトルは、セブン&アイグループの店舗で回収したペットボトルだけを原材料にした再生PET樹脂を100%使用したもの。今後、シリーズのラインアップをさらに強化していく。

「お店で作るスムージー」を全国に順次拡大

 3月29日には、現在約2700店舗で提供している「お店で作るスムージー」を、2024年2月末までに全国に拡大すると発表した。「お店で作るスムージー」は、素材のフレッシュ感を味わえる急速凍結した野菜や果物と、野菜ピューレや果汁などを凍らせておいしさや栄養素を詰め込んだ「アイスキューブ」とを組み合わせた商品だ。店内の専用マシンでつくることでできたてを楽しめる。規格外品の野菜や果物も活用することで、フードロス削減に繋げていく。税抜278円。

「環境に配慮した容器」を全国に拡大

 3月29日には、5月下旬から順次全国の店舗で、弁当や総菜などで使用する容器を石油由来のインクや着色を削減したものに変更すると発表。採用する容器は、製造工程で排出されるCO2についても減らすことができ、全国の店舗で換算すると、年間約800トンの削減効果が見込め、着色工程を削減したことから、リサイクルも行いやすい設計となった。

ファミリーマート
「ファミマ・ザ・パン」シリーズの累計販売数1億食突破

 ファミリーマートは3月28日、「ファミマ・ザ・パン」シリーズとして累計販売数が1億食を突破した「メロンパン」「カレーパン」「クリームパン」をリニューアルして発売した。併せて、「メロンパン」を小さなクッキーで再現した「小さなファミマ・ザ・メロンパンみたいなクッキー」(税込198円)を、菓子カテゴリーから発売した。

加盟店のストアスタッフ研修にVRを活用

 3月27日にはInstaVR(東京都)が提供するバーチャル・リアリティ(VR)プラットフォーム「InstaVR」を活用したストアスタッフ研修プログラムを、3月から順次、全国の加盟店に導入を開始し、ストアスタッフのスキルアップと教育の効率化を図っていくと発表した。

 この研修プログラムは。すべての店舗オペレーションマニュアルに対応し、VRによる臨場感のあるオペレーションの体験学習と各コンテンツ受講後の理解度テストにより、短時間で店舗オペレーションを習得できるプログラムだ。1人当たりの教育時間が、教える側・教わる側双方で合計約60時間削減し、これまでの約3分の1の時間で習得が可能となった。また、すべてのコンテンツが多言語対応していて、外国籍のストアスタッフの教育にも役立てていく。

「謹製宇治抹茶づくし」を開催

 4月4日からは「謹製宇治抹茶づくし」として、こだわりの抹茶を使用したスイーツ、アイス、菓子、ドリンクなどオリジナル商品全16種類を発売する。昨年実施した「宇治抹茶まみれ」が好評だったことを受けての実施だ。450年の歴史を持つ宇治抹茶の老舗「上林春松本店」が監修した。「上林春松本店」が監修した商品は、2018年から今年2月末までの累計販売数が1900万食を突破している。

スマホ決済「ファミペイ」の新サービス

 4月1日からファミリーマートの関連会社であるファミマデジタルワンが提供するスマホ決済「ファミペイ」の新サービスとして、「地方税統一QR(eL-QR)」を使用した、ファミペイ請求書支払いの画面から地方税(自動車税、軽自動車税、固定資産税、都市計画税)の支払いが簡単にできるサービスを開始した。また、支払い1件につきファミペイボーナス10円相当を付与するサービスも行っていく。

高等学校に無人決済システム導入店舗をオープン

 4月10日には、無人決済システムを導入した「八洋大森学園高等学校/S店」(東京都大田区)を大森学園高等学校内にオープンする。7時30分から18時30分まで営業し、約400種類の商品を取り扱う。店舗面積は約4.5坪。

ローソン
「無印良品」の展開が全国47都道府県に拡大

 ローソンは4月3日から東北6県と中部5県(富山県、石川県、岐阜県、静岡県、愛知県)の店舗で、「無印良品」の展開を開始する。これにより、無印良品の取り扱いエリアが全国47都道府県に拡大した。化粧水、文具、衣類、レトルトカレー、菓子などの商品約200アイテムを、専用の販促物を使用した複数の棚で展開していく。

ミニストップ
フランス生まれの焼き菓子「生ティグレ」

 ミニストップは3月28日からフランス生まれの焼き菓子「生ティグレ」を発売する。ティグレとは生地の中に入っているチョコチップが、タイガー(ティグレ)のしま模様に見えることから名付けられたフランス生まれの焼き菓子だ。北海道純生クリームを使用し、チョコチップを混ぜて焼き上げた。税抜220円。

サラダパスタ専門店監修のバジルサラダスパ

 4月4日からはサラダパスタ専門店「SalaSpa」監修商品の第2弾として、「ツナとコーンのバジルサラダスパ」(税抜448円)を関東エリアの店舗で発売する。噛み応えのある食感が特長の「バリラ」のパスタを使用し、バジル味のパスタとソースを存分に楽しめるようにした。

記事執筆者

ダイヤモンド・チェーンストア編集部 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

ダイヤモンド・チェーンストア編集部は、業界をリードする提案型編集方針を掲げ、小売業の未来を読者と共に創造します。私たちは単なるニュース伝達に留まらず、革新的なビジネスモデルやトレンドを積極的に取り上げ、業界全体に先駆けて解説することを使命としています。毎号、経営のトップランナーへの深掘りインタビューを通じて、その思考や戦略を読者に紹介します。新しくオープンする店舗やリニューアルされた店舗の最新情報を、速報性と詳細な分析で提供し、読者が他では得られない洞察を手に入れられるよう努めています。私たちの鋭い市場分析と、現場の細部にわたる観察を通じて、注目すべき店舗運営の秘訣を明らかにします。

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