週刊スーパーマーケットニュース 光洋、「糀フェス」を開催

ダイヤモンド・チェーンストア編集部 (株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア)
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東急ストア
リテールメディア事業で協業を開始

 グローリー(兵庫県)、伊藤忠食品(大阪府)とともに、リテールメディア事業におけるデジタルサイネージ広告についての協業を、10月7日から開始した。東急ストアとグローリーは、今年1月から4月にかけてリテールメディアの実証実験を実施。東急ストア、来店客、広告主それぞれに対するメリット、広告主の継続的なリテールメディアの利用意向の検証を行い、効果が得られたことから、小売業でデジタルサイネージ広告を多数展開する伊藤忠食品と新たに協業。来店客の購買行動分析レポートをさらに高度化させた広告主サービスを、「中目黒本店」と「中央林間店」で始める。

ライフコーポレーション
「さいか屋藤沢店」をオープン

 10月16日にオープン。60年近い歴史を持つ百貨店「さいか屋藤沢店」の地下1階への出店で、神奈川県藤沢市への出店は今回が初めて。

  • 所在地……神奈川県藤沢市藤沢555
  • 売場面積…516坪
  • 売上目標…22億円
  • 営業時間…9時30分~22時
  • 駐車台数…44台(提携駐車場4ケ所943台)
  • 従業員数…社員17名、パートナー113名

ビオラルカフェ併設型店舗「ビオラルうめきた」を来春オープン

 JR大阪駅前のうめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」に開業予定の商業施設「グラングリーン大阪 ショップ&レストラン南館」に、ナチュラルスーパーマーケット「ビオラルうめきた店」を2025年3月21日にオープンする。近畿圏では初めて「ビオラルカフェ」を併設する。

<中間決算>販管費増えて利益を圧迫

 25年2月期第2四半期決算(連結24年3月1日~8月31日)は、営業収益が前年同期比5.4%増の4218億円、営業利益が同1.4%減の122億円、経常利益は同1.1%減の127億円となり、増収減益で上期を折り返した。

 小売事業の営業収益は同5.4%増の4217億4800万円、売上高は5.3%増の4061億9900万円、セグメント利益は同0.9%減の125億2500万円。生鮮食品部門、一般食品部門、生活関連用品部門については、売上高はいずれも前年同期を上回ったが、衣料品部門が同2.3%減と苦戦を強いられた。生鮮食品部門については同5.9%増の1767億8600万円、一般食品部門は同5.6%増の1832億9600万円となり、堅調に推移した。

 上期は、8店舗を新規出店し、2店舗を閉店。既存店については、「西九条店」で手づくりパンコーナー「小麦の郷」や医薬品コーナーの新規導入などで品揃えを拡充し、「南津守店」では「BIO-RAL」商品や冷凍食品・惣菜などの品揃えを拡充する改装を実施。また、ネットスーパーの拡大、「BIO-RAL」などのPB商品の強化、鮮度・おいしさを追求した商品施策を実施したことも、営業収益を押し上げた。

 一方、新規出店に伴う賃借料などの各種物件費の増加に加え、人への投資・処遇改善などに伴う人件費が増加。販管費は61億1100万円増となり、営業総利益の59億3200万円増を上回ったことで、営業利益は前年同期に比べて1億7800万円ほど減少した。
なお、2025年2月期の連結業績については、営業収益で同5.4%増の8534億円、営業利益で同2.4%増の247億円、経常利益で同2.2%増の255億円と、増収増益を見込んだ。

バロー
<公正屋>「猿橋店」を開設

 9月に「大月東店」を閉店し、新たに「猿橋店」として10月5日にオープン。青果・鮮魚コーナーでは対面販売を行い、公正屋の名物商品であるサンドイッチや焼き鳥の製造拠点としても機能していく。

  • 所在地……山梨県大月市猿橋町殿上369-1
  • 売場面積…347坪
  • 営業時間…9時30分~20時
  • 駐車台数…129台

アルビス
「奨学金返還支援制度」を導入

 日本学生支援機構から奨学金を借りている若手社員を対象に、来年4月から奨学金の返還を支援する「奨学金返還支援制度(代理返還)」を導入する。支援内容は、入社後最大10年間(35歳の誕生日まで)で120万円、毎月の支援金額は個人に準じ、支援金の返済義務はなし。

フジ
<中間決算>統合費用と賃上げで販管費膨らみ2ケタ減益

 25年2月期第2四半期決算(連結24年3月1日~8月31日)は、営業収益が前年同期比0.7%増の4016億円、営業利益は同14.6%減の51億円、経常利益は同12.7%減の60億円と、増収ながらも2ケタの減益となった。

 上期は、既存店の活性化を強力に推進。14店舗で改装を実施し、エリアドミナントの再構築を図った。また、新規出店と業態変更で2店舗を出店。生活防衛意識の高まりに対応するため、安さへの取り組みを継続するとともに、価格訴求を全面に押し出したことなどが功を奏し、営業収益を押し上げた。

 売上総利益は同5.9%増(60億5500万円増)の1078億9600万円、営業総利益については同5.3%増(62億3800万円増)の1232億8600万円となったが、大幅な賃上げや統合関連費用を計上したことなどから、販管費は同6.5%増(71億2200万円増)の1181億1700万円と膨らみ、営業利益を前年同期に比べて8億8500万円ほど減らした。

 なお、25年2月期通期の連結業績については、営業収益で同1.1%増の8100億円、営業利益で同2.6%増の155億円、経常利益同1.9%増の177億円で増収増益となる見通した。

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記事執筆者

ダイヤモンド・チェーンストア編集部 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

ダイヤモンド・チェーンストア編集部は、業界をリードする提案型編集方針を掲げ、小売業の未来を読者と共に創造します。私たちは単なるニュース伝達に留まらず、革新的なビジネスモデルやトレンドを積極的に取り上げ、業界全体に先駆けて解説することを使命としています。毎号、経営のトップランナーへの深掘りインタビューを通じて、その思考や戦略を読者に紹介します。新しくオープンする店舗やリニューアルされた店舗の最新情報を、速報性と詳細な分析で提供し、読者が他では得られない洞察を手に入れられるよう努めています。私たちの鋭い市場分析と、現場の細部にわたる観察を通じて、注目すべき店舗運営の秘訣を明らかにします。

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