〈主要HC月次売上高〉12月度厳しい売上状況続く

2015/02/15 13:00
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 上場ホームセンター(HC)8社(DCMホールディングス、コメリ、コーナン商事、ナフコ、ジョイフル本田、ケーヨー、島忠、アークランドサカモト)の2014年12月度単月ベースの既存店売上高対前期比は、9月度以降4カ月連続で7社全社がマイナスとなった。

 

 11月度6.5%減、12月度6.7%減となったナフコと11月度8%減、12月度9.4%減となった島忠の2社を除くと11月度よりはマイナス幅は縮小した。この2社は家具の取扱比率が高く、消費税の駆込需要が早くから本格化したことも影響している。

 

 とはいえ、コーナン商事が0.4%減と微減にとどまった一方で、残る5社は4~5ポイント台のマイナス幅となる、非常に厳しい結果となった。

 

 15年1月度はすでに発表済みの3社に限られるが、コメリが11.7%減、ジョイフル本田が10.2%減、アークランドサカモトが7.4%減と大幅減となった。駆込需要が盛り上がった前年実績のハードルが高かったことによるもので、このハードルは2月、3月とさらに高くなる。

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