【日本DIY協会】3月度既存店30.7%増 反動の4月は7.2%減

2014/06/17 12:20
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 日本DIY協会(東京都/志村伊知郎会長)が発表した20143月度のHC売上高(月例調査速報)は、消費増税前の駆込需要が顕著に見られたことにより、全店ベースで前年同期比34.4%増、既存店ベースでは30.7%増となった。

 

 商品分野別では、リフォームを含む「サービス業務」が57.2%増、家庭日用品が52%増となったほか、全分野が2ケタ増となった。駆込需要の度合いとしては「東高西低」が顕著で、東日本の既存店売上高が34.7%増となったが、西日本は同25.1%増で10 pt近い開きが出た(注・本部所在地による区分)。

 

 4月度は反動減を受けたことから全店ベースで4.7%減、既存店ベースで7.2%減と大幅なダウンとなったものの、3月度の高い伸びと比べると反動は小幅にとどまったといえそうだ。商品分野別では、「サービス業務」「園芸・エクステリア」「DIY素材・用品」の3分野が前年をクリアし、「その他」が11.4%減となるなど7分野が前年同月比でマイナスとなった。反動幅の大きさは「西高東低」で、西日本の既存店売上高が8.9%減で東日本は6%減にとどまった。

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