アークランズ、ペッツファーストホールディングスを完全子会社化

アークランズ(新潟県)は2月27日、ペッツファーストホールディングス(東京都)の全株式を取得し、完全子会社化することを発表した。
アークランズは、特に注力しているペット事業において「ゆりかごから墓場まで」をコンセプトに掲げ、一般的なホームセンターのペット売場とは一線を画したハイグレードな商品を中心に専門性の高い品揃えを展開している。動物病院やペットサロンなど、ペットに寄り添うサービスを充実させた「NICO PET」の店舗拡大にも取り組んでいる。
一方、ペッツファーストホールディングスはペッツファーストを含む7社を傘下に持ち、全国に104拠点のペット販売店や動物病院を展開する。ペット販売をはじめアフターサポートや動物病院、ペット保険などペットの生涯に寄り添うサービスを提供している。
今回の完全子会社化は、アークランズグループのペット事業における市場拡大、製品ラインナップ強化、事業基盤の強化、コスト削減を目的としている。
ペッツファーストホールディングスの強みであるペット販売や透明性のあるサプライチェーン構築のノウハウを活用することで、約2兆円と推計される日本国内のペット市場におけるシェア拡大を目指す。