アークランズ

ヤマダHDと共同で、６店舗の「総合生活提案型ショッピングスクエア」を出店
　1952年、新潟県三条市で金物類の卸業として創業。1970年に、会社組織として坂本産業が設立された。1978年にホームセンター1号店を出店。1987年に社名をアークランドサカモトに変更した。小売事業、卸売事業の他、リフォーム事業、フィットネス、不動産事業を手掛ける。

　20年に同業のLIXILビバ（ビバホーム）を子会社化し、22年9月にビバホームを吸収合併するに伴い社名をアークランズに変更した。なお24年９月に、卸売事業を新たに設立するアークランドサカモトに承継する。これにより「サカモト」の名前が復活した。

　24年２月期決算は、売上高が前期比0.9％減の3106億円。中核事業のホームセンター部門の売上高は2436億円（2.7％減）。そのうち旧アークランドサカモトの店舗等は578億円、旧ビバホームの店舗等は1717億円だった。

　21年9月に家電量販店のヤマダホールディングスと共同で、６店舗の「総合生活提案型ショッピングスクエア」を出店すると発表。これまで「スーパービバホーム一宮店」(愛知県一宮市)、「スーパービバホーム八王子多摩美大前店」（東京都八王子市）、「ムサシ御経塚店」(石川県野々市市)をオープン。24年下期に「スーパービバホーム湘南平塚店」（神奈川県平塚市）を開業する予定だ。5店舗目と6店舗目は、大阪府茨木市と長野県須坂市で出店を予定している。

　25年度２月期の連結業績は回復を見込み、売上高で1.4％増の3150億円を見込む。