カジュアル衣料大手ユニクロは１１日、東京・原宿の「ユニクロ原宿店」で古着販売を始めた。客から回収したユニクロの衣服を丁寧に洗浄した商品と、染めて加工し年季の入ったビンテージ風にした商品をそろえた。２２日までの期間限定。
染め加工の商品は、Ｔシャツが１９９０円、カジュアルシャツは２９９０円。洗浄だけの古着ではフリースが１０００円、新品なら１万円前後するカシミヤニットは３０００円で購入できる。２０００年代初期の商品もあり、その時代ならではの色や形を選べる。１個５００円のワッペンでオリジナル商品に仕立てることもできる。
同社は、回収した衣服を難民キャンプなどに寄付している。回収量が多く、国内で古着として再利用する取り組みも強化したい考えだ。