ワークマン、23年3月期は8.7%の営業減益予想、インフレで原価上昇

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ワークマンは5月9日、2023年3月期の営業利益が前期比8.7%減の244億円になる見通しだと発表した。

 ワークマンは5月9日、2023年3月期の営業利益が前期比8.7%減の244億円になる見通しだと発表した。同社は既存プライベートブランド商品の「価格据え置き宣言」をしているが、インフレで仕入原価が上昇する。

 売上高に当たる営業総収入は6.7%増の1241億円を見込むが、売上原価は12.0%増の786億円となり、原価率は63.4%と3.0ポイント上昇する。販売管理費も9.1%増の210億円と営業総収入の伸びを上回り、利益を圧迫する。

 加盟店売上高を含むチェーン全店売上高は6.4%増の1666億円、既存店売上高は1.5%増を予想する。店舗については、40店舗を新設(2店舗を閉鎖)し、期末店舗数は982店舗となる計画だ。

 同日発表した22年3月期の業績は、営業総収入が1162億円、営業利益は268億円、純利益は183億円だった。同期から「収益認識に関する会計基準」を適用しているため、前期比は公表していないが、21年3月期の営業総収入は1058億円、営業利益は239億円だった。

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