“ドン・キホーテ流”取り入れ、競争力アップしたユニーの経営指標の推移とは

2021/07/13 05:52

総合スーパー（GMS）ユニードン・キホーテ PPIH（パンパシフィック・インターナショナルHD）食品小売29社の実力を 20の経営指標で読み解く！「スーパーマーケットスーパーデータインデックス2021」

ダイヤモンド・チェーンストア編集部

　パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス（東京都：以下、PPIH）傘下で総合スーパー（GMS）を展開するユニー（愛知県）は、20年6月期の営業収益が8232億円、営業利益が352億円。19年1月に、PPIHの完全子会社となったことに伴う決算期変更で、16カ月決算になっていることからともに大幅増となっている。新型コロナウイルス感染拡大下での外出自粛生活で、業績が低迷するGMSも多いなか、食品が好調に推移したほか、グループのディスカウントストア（DS）「ドン・キホーテ」の店づくりを取り入れた住居関連品等の販売強化策も奏功し、既存店売上高伸長率は同1.7％増と伸長している。

　PPIHは、GMSの立て直し策として、18年6月期から23年6月期までに、ユニー店舗約180店中80店を、「ドン・キホーテ」とのダブルネーム店舗に転換する計画だ。転換後の店舗は、PPIH完全子会社のUDリテール（神奈川県）が運営することで競争力向上を図る。21年3月時点ですでに

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