リアル店舗の価値を知る必見の1店 アルペンアウトドアーズ フラッグシップストア柏店がアウトドアの“聖地” である理由

ダイヤモンド・チェーンストア編集部
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見るべき店大

アルペンアウトドアーズ
フラッグシップストア 柏店

近年、爆発的な人気を見せている「アウトドア」。屋外レジャーのため新型コロナウイルス(コロナ)感染拡大下でも比較的安心して楽しめるとさらに支持を拡大しており、アウトドア関連の店・施設は凄まじい集客力をみせている。なかでもスポーツ用品大手のアルペン(愛知県/水野敦之社長)が開発した「アルペンアウトドアーズ」はアウトドア用品の圧倒的な品揃えを提供し話題を集める店だ。消費者の心をつかむ人気店の売場づくりをレポートする。

アルペンアウトドアーズフラッグシップストア 柏店の外観

スペース効率は無視既成概念にとらわれない

 アルペンが発表した2021年6月期第2四半期(20年7~12月)連結業績は、売上高、営業・経常利益のいずれも上場来最高を更新した。

 コロナ禍で人との接触を避けて楽しめるレジャーとしてキャンプ需要が高まり、同社の成長カテゴリーであるキャンプ用品の売上が伸長したこと、またアウトドアに特化した専門店「アルペンアウトドアーズ」の売上が好調だったことも、好業績に大きく貢献した。

 「アルペンアウトドアーズ」は、アルペンが新業態として開発したアウトドアの体験型ショップだ。1号店のオープンは2018年4月。それまで「アルペン春日井店」(愛知県春日井市)として営業していた店を業態転換した。

アルペン戦略企画室長兼サステイナビリティ推進プロジェクトリーダーの清水直輝氏
アルペン戦略企画室長兼サステイナビリティ推進プロジェクトリーダーの清水直輝氏

 ウインタースポーツ用品店「アルペン」、総合スポーツショップ「スポーツデポ」、ゴルフ専門店の主に3つの業態を展開する同社。新業態開発に至った背景には、冬場に売上が偏る既存のアルペン業態の稼働効率悪化がある。そこで「アウトドア」であれば通年で集客が見込めるうえ、主要幹線道路沿いに出店してきた「アルペン」の立地と、アウトドアスポットへのアクセスルートとの親和性が高いことから、一部の既存店を「アルペンアウトドアーズ」へ転換することにしたのだ。

 業態開発に当たり、どのような店をめざしたかについて、アルペン戦略企画室長兼サステイナビリティ推進プロジェクトリーダーの清水直輝氏は次のように語る。「商品を単に並べるだけではリアル店舗としての価値がない。既成概念にとらわれず、アウトドア関連業態のなかでも突き抜けた存在感を発揮できる店にしたいと考えた」

 具体的には、まずアウトドア用品の圧倒的な品揃えを提供すること。加えて、商品の魅力を「体験」「体感」し、アウトドアの楽しさを感じられるような業態をめざした。

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