ビックカメラ、賃上げ6%=12月に前倒し、人材確保へ

時事通信社
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 家電量販大手ビックカメラは26日、基本給を底上げするベースアップ(ベア)平均約4%と定期昇給を合わせ、合計約6%の賃上げを実施することを明らかにした。従業員のモチベーション向上を狙い、実施時期は例年の5月から半年近く前倒しして今年12月とする。

 係長職以下の正社員約4700人が対象。新入社員の基本給は2万円引き上げ、大卒初任給は27万2000円とする。

 人手不足が深刻化する小売業界では、賃上げを早期に表明して人材をつなぎ留めようとする動きが目立つ。ノジマは10月、来年1月に1万円のベアを実施すると発表した。

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