ロウズ財団、メタリカの財団と提携し、全米のコミュニティカレッジとテクニカルカレッジでの技能職教育の需要増に対応
ロウズ(米国)の慈善財団であるロウズ財団(米国)は6月24日、Metallica(メタリカ、アメリカの有名なヘヴィメタルバンドで慈善財団を設立している)のAll Within My Hands(オール ウィズイン マイ ハンズ)財団と提携すると発表した。
メタリカ財団の全国プログラムは、技能職訓練を拡大するために約7000万円の寄付を受け、コミュニティカレッジ(日本の専門学校や短大に相当)の学生を支援する。
ロウズ財団からの約7000万円の寄付は、5つのコミュニティカレッジの数百人の学生に、技能訓練、設備、リクルーティング、サポートサービスの資金を提供するものであり、ロウズ財団の受給者リストには、他に11のコミュニティカレッジが含まれている。
アメリカ建設業協会の報告によれば、約90%の建設業者が技能労働者の確保に苦労しており、2024年だけで約50万人の新しい技能職労働者が必要とされると見積もられている。
「このようなプログラムとの提携は、次世代の建設業者が現代の需要に応えるために重要である」とロウズの人事担当エグゼクティブバイスプレジデントでありロウズ財団の会長でもあるジャニス・デュプレ(Janice Dupré)は述べる。
「私たちの共有目標を実現し、技能職のパイプラインを強化する中で、これらの変革的なキャリアを通じて学生がその可能性を最大限に発揮する姿を見るのが楽しみである」と述べた。