柳井氏、ソフトバンクGの社外取締役を退任 「本業に専念」

ロイター
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柳井社長
12月27日、ソフトバンクグループ(SBG)は、ファーストリテイリング の柳井正会長兼社長が社外取締役を退任すると発表した。写真は都内で2017年3月撮影(2019年 ロイター/Issei Kato)

[東京 27日 ロイター] – ソフトバンクグループ(SBG)は27日、ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長が社外取締役を退任すると発表した。12月31日付。

ファーストリテイリングの広報担当は、柳井氏の退任理由について「本業に専念するため」と説明している。

柳井氏は2001年に当時のソフトバンク(現SBG)の社外取締役に就任。2019年3月末で12万3000株を保有している。

「孫さんに大失敗させない」

柳井氏はSBGのアニュアルリポート(2017年)で、同社を「日本の大型ベンチャー企業の星」と位置づけ、社外取締役として「孫(正義会長兼社長)さんやSBGに大失敗させないという思いを持ち続けている」と話している。ソフトバンク・ビジョンファンドについても「大きな投資の意思決定をファンドに委ねていくことは、SBGのクレジットを毀損せず、むしろ信用力が増す効果がある」と評価していた。

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