KDDI、バーチャルマネキンでアパレル支援=スマホで衣服確認、在庫削減
KDDIは18日、グーグル・クラウドのXR(クロスリアリティー)サービスを活用し、アパレル産業向けのバーチャルマネキンを開発したと発表した。顧客が店舗のデジタルサイネージ(電子看板)やスマートフォンで見本となる衣服を着たバーチャルマネキンをどこでも確認できるようにし、ECサイトでの購入につなげる。
店舗に常時、サイズや色ごとに衣服の在庫を取りそろえるアパレル業界の販売形態を見直し、在庫削減や多様な販売方法の提供を目指す。
KDDIの高速大容量規格「5G」サービスやグーグル・クラウドのサービスなどを組み合わせることで、バーチャルマネキンに着せた衣服を360度好きな角度から高精細な画像で見ることができる。
今後、年内に関連企業と実証実験を行い、店舗導入を目指す。