【ヨーカ堂】総合スーパーから初の業態転換、「アリオ深谷」開業

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 イトーヨーカ堂は12月2日、既存店の「イトーヨーカドー深谷店」(埼玉県深谷市、1982年開業)を拡張・業態転換し、大型ショッピングセンター(SC)の「アリオ深谷」としてオープンする。アリオとしては全国で10ヵ所目となるが、既存の総合スーパーをアリオに業態転換するのは同社として初の試み。

 地元事業者が運営していた商業施設と隣接する公共施設の跡地を再整備し、店舗面積を拡大してオープンするもので、売場面積はイトーヨーカドー深谷店が約1万1300平方メートル、専門店街が約1万3800平方メートル。テナントとしてはセブン&アイ・ホールディングス子会社でベビー用品の「アカチャンホンポ」、セブン&アイグループの自社開発ドラッグストア「セブン美のガーデン」など物販専門店48店、飲食・サービス29店が入る。

 SC全体の店舗面積はこれまでのアリオの中で最小。初年度売上高はヨーカ堂直営で80億円、SC全体で150億円を目標とする。

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