新PB「ファミマル」誕生!ファミリーマートがPB刷新に踏み切ったワケ
24年度末までにPB売上比率35%以上をめざす
新PB発表会に際し、同社細見社長は「デジタル化の加速やコロナ禍、SDGsへの関心の高まりなどで急激にライフスタイルや価値観が変化している。『あなたと、コンビに』のキャッチフレーズの通り、お客さまのパートナーであり続けられるようスピード感を持って変化を起こしていく」と語った。9月、創立40周年の節目とともに下期のスタートを切ったファミリーマート。「ファミマルは下期最大のチャレンジ」(細見社長)で、2024年度末までにPB売上比率35%以上をめざす。
コンビニエンスストア(CVS)のPBに関しては、業界トップのセブン&アイ・ホールディングス(東京都/井阪隆一社長)の「セブンプレミアム」が高い知名度を誇る一方、業界第3位のローソン(東京都/竹増貞信社長)は結果として賛否両論を巻き起こしたPBパッケージリニューアルを実施するなど、各社差別化・ブランド力向上を試みている状況だ。「ファミマル」がどこまで世間に浸透していけるか、関心が集まる。