アマゾン、ホールフーズ全店で1時間以内の商品受け取り可能に

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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アマゾンのネットで注文いした商品をホールフーズで受け取っているイメージ
米国内の約490店舗で、ネットで注文してから1時間以内に商品を受け取ることができる

 米アマゾン・ドットコムは8月21日、傘下の自然食品スーパー「ホールフーズ・マーケット」の全店で、インターネットで注文してから1時間以内に商品を受け取れるようになったと発表した。

 1時間以内の受け取りサービスは、有料の「アマゾンプライム」会員が対象で、注文金額35ドル以上で利用できる。同サービスは、カリフォルニア州にあるホールフーズの一部店舗で2018年8月にスタート、その後、大都市部で徐々に対象店舗を増やしていた。今回、米国内の全約490店舗に同サービスを拡大した。

 利用者はアマゾンのEC(インターネット通販)サイトまたはアマゾンのアプリで、ホールフーズのタブを選択し、生鮮食品や加工食品、日用品などの中から欲しい商品をカートに入れ、受け取りを希望する店舗と時間帯を選んで支払いを済ませる。

 商品が受け取り可能となった時点でアマゾンから通知が届くので、利用者はECサイトまたはアプリでチェックインした後、店舗に向かう。店舗に到着したら、駐車場の専用レーンか店内のカウンターで商品を受け取る。アマゾンによれば、ほとんどの利用者は店舗到着後1分以内に商品を受け取ることができるという。

 プライム会員は、「アマゾンフレッシュ」またはホールフーズの商品を2時間以内に受け取れるサービスを全米2000都市以上で展開しているが、ホールフーズの店舗が集中する都市部では、より短時間で商品を受け取ることができるようになった。

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