ホールフーズが新規出店を加速、米食品EC市場が急縮小の理由とは?
ホールフーズ・マーケット、新規出店を再加速
アマゾン(Amazon.com)傘下で自然食スーパーマーケット(SM)のホールフーズ・マーケット(Whole FoodsMarket:以下、ホールフーズ)は4月12日、ニューヨーク州ロチェスターにおよそ4645㎡の店舗をオープンした。
ロチェスター初出店となる同店は、地域社会に溶け込む店づくりをめざす。外観はミッドセンチュリー風のデザインを採用した。また、ロチェスターは写真用品メーカーのイーストマン・コダック(Eastman Kodak Company)の創業の地であることから、一部の内装デザインは写真のフィルムをモチーフにしている。
青果売場には地元生産者から仕入れた商品を豊富に取り揃え、注文に応じて青果物をカットする「ベジー・ブッチャー(Veggie Butcher)」コーナーを設けた。乳製品や生パスタも地元メーカーの商品を取り扱うなどニューヨーク中部および西部の地場商品500SKU超が揃う。
加えて、従来の店舗と同じようにフードバンクへの食料品を寄付するほか、地域貢献の目的で、支援を必要とする人々に食料品を届ける非営利団体のオープン・ドア・ミッションに冷蔵配達車を寄付する予定だ。
ホールフーズの新規出店は今年に入って同店が3店舗目となる。1月11日にニューヨークのマンハッタンの金融街に出店。次いで2月1日にモンタナ州ボーズマンに州内初の店舗を出店した。
今後さらに約