東北・北海道小売業売上高ランキング2023 積極出店で存在感増すツルハ、ベニマルは大幅増益
アークス(北海道)の2023年2月期の売上高は5662億円、当期純利益は同3.5%減の99億円であった。「収益認識に関する会計基準」を適用しているため売上高の前期比較は公表していないが、前期業績に遡及適用した比較では同1.7%増の増収となっている。
23年2月期は、期中に2店を出店し、4店を閉鎖した結果、傘下の期末店舗数は373店。また、既存店22店を改装している。傘下の食品スーパー(SM)10社の既存店売上高は同1.0%増。客単価が同2.7%増となった一方で、客数は同1.6%減と前期を下回っている。
イオン北海道(北海道)の23年2月期の売上高は同1.3%減の3172億円、当期純利益は同23.0%増の47億円で減収増益だった。
業態別の売上高をみると、総合スーパー(GMS)では衣料や住居余暇を中心に同2.2%増と堅調に推移し、コロナ禍以前の19年度の水準に回復した。また、節約志向の高まりに伴って、ディスカウントストアは同7.3%増と引き続き伸長している。SMは前期並みの着地となった。
ヨークベニマル(福島県)の23年2月期の売上高は
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