ツルハ
2025年5月期は「収益改善フェーズ」の総仕上げ
ツルハホールディングスは「お客様の生活に豊かさと余裕を提供する」という理念のもと、地域に愛され、喜ばれる、「日本一のドラッグストアチェーン」をめざしている。ツルハ、くすりの福太郎、ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本、レデイ薬局、杏林堂薬局、ドラッグイレブンによるドミナント戦略を軸に、2024年5月期末時点で、国内に2653店舗を展開する。
中期経営計画(3カ年)では25年5月期までを「収益改善フェーズ」と位置づけ、「売上高1兆600億円・店舗数2750店舗」を目標に置く。
店舗戦略として、出店済み地域へのドミナント出店、調剤併設強化や不採算店舗の積極的閉店などにより既存店の収益力改善を図る一方、精度を高めた出店も進める。調剤戦略については、既存店への併設を中心とした薬局の新規開局を進め、調剤併設の認知度向上、処方箋枚数の獲得強化を図り、2 5年5月期に調剤売上高1400億円をめざす。
プライベートブランド( P B )戦略については、食品を中心とした商品開発および大手メーカーとの協業などにより「くらしリズム」ブランドの拡充を進める。2 5 年5月期のP B商品売上構成比の目標は12%だ。
デジタルトランスフォーメーション(D X)戦略は各部門社内システムの刷新による次世代基盤の構築を図り、アプリ会員の拡大、M A(マーケティングオートメーション)ツール活用による離脱率改善、来店促進に取り組む。
2 4 年2月、イオンおよびウエルシアホールディングスとの2 7年末までの経営統合に向けた協議を開始すると発表した。
代表取締役社長 : 鶴羽 順
売上高 | 売上高 総利益率 | 売上高 営業利益率 | 売上高 販管費率 | 売上高 経常利益率 | 売上高 当期純利益率 |
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970,079百万円 | 30.2% | 4.6% | 25.5% | 4.7% | 2.6% |
決算期:2023年5月 / 連結