人口減少激しい東北地盤に、ROA9.1%を誇るヨークベニマルの経営指標とは
セブン&アイ・ホールディングス(東京都:以下、セブン&アイ)の完全子会社で、福島県を地盤に宮城、山形、栃木、茨城で店舗を展開するヨークベニマル。2021年2月期は既存店活性化に注力したため、期中出店数は5店舗と例年よりも控えめだったものの、ここ数年は毎年10店舗近くをコンスタントに出店しており、期末時点の総店舗数は235店舗となっている。
徹底的に標準化された店舗フォーマットによる、自社競合を厭わない高密度のドミナント出店、地域に根ざしたきめ細やかな商品政策、優れた教育体制による高精度のオペレーション、総菜子会社ライフフーズ(福島県)の高い商品開発力などを強みに、食品スーパー(SM)の“東北の雄”として一定のシェアと絶大な知名度を持つ同社。だが、商勢圏とする東北エリアは人口減少が猛スピードで進んでおり、事業環境は年々厳しさを増している。近年では
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