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[東京 12日 ロイター] – 三越伊勢丹ホールディングスは12日、2022年3月期の連結営業利益を30億円にすると発表した。IBESがまとめたアナリスト7人の予想平均値は86億円だった。新型コロナウイルス感染症による影響で、店舗の運営状況は不透明感が強く、百貨店業は引き続き、営業赤字を見込んでいる。
21年3月期の連結営業損失は209億円、純損失は410億円だった。構造改革分の193億円を含む584億円の販管費削減を行ったものの、販売減による利益減のマイナス影響が大きかった。
決算の詳細は以下の通り
*今回の緊急事態宣言に伴う休業影響、売上高290億減、営業利益37億円減を見込む
*今期百貨店業は65億円の赤字、前期からは238億円の改善
*今期は120億円の構造改革を実施
*政府の発表通りにワクチン接種が進めば、業績は急拡大していく(細谷敏幸社長)