3月ショッピングセンター売上高は前年比28.0%減、新型コロナで=日本SC協会
[東京 22日 ロイター] – 日本ショッピングセンター(SC)協会が22日発表した3月のSC既存店売上高は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で前年比28.0%減少した。外出自粛の広がりで来店客が減少。営業時間短縮や臨時休館、一部テナントの休業の動きが全国的にみられた。
地域別にみても、全国的に20%を上回る大幅な落ち込みとなった。特に厳しかったのが北海道で、2月28日に道知事が緊急事態宣言を出し週末の外出自粛を呼びかけたこともあり、同45.2%減と地域別で最大の減少幅となった。
業種別にみると、外食を手控える動きが出たことでレストランやフードコートなどの飲食が不振となった。また、衣料品やファッション雑貨などの非日用品、旅行・アミューズメント・理美容関連などのサービスも振るわなかった。一方で、食料品は底堅かった。