10月ショッピングセンター売上高は前年比1.4%減=日本SC協会

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ショッピングセンター
日本ショッピングセンター(SC)協会が25日発表した10月のSC既存店売上高は前年比1.4%減となった。写真は2017年3月に都内で撮影(2019年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 25日 ロイター] – 日本ショッピングセンター(SC)協会が25日発表した10月のSC既存店売上高は前年比1.4%減となった。

10月は、緊急事態宣言等が解除された後は、徐々に来館者が増え前月から7.6ポイント改善したものの、GoToキャンペーン等の消費喚起策が実施されていた前年を下回った。

業種別にみると、「秋冬物の衣料品」は全国的に気温低下が月中旬以降となったことで月前半が不振だった。後半は動きが出てきたものの、一部地域では海外からの商品入荷が遅れ、機会ロスが発生した。また、「シネマ」は昨年ヒットした『鬼滅の刃』の反動で前年を下回ったとの声が聞かれた。

「飲食」は、アルコール提供の再開もあり、仕事帰りや友人同士の会食利用があった大都市中心部のSCで回復傾向にある。

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