8月ショッピングセンター売上高は前年比2.4%増=日本SC協会
[東京 24日 ロイター] – 日本ショッピングセンター(SC)協会が24日発表した8月のSC既存店売上高は前年比2.4%増となった。
8月は、前年より休日が2日多かったことに加え、気温の上昇を受けて夏物商材の売れ行きが伸びた。また、10月に消費税増税を控え、家電など一部商品で駆け込み消費が見られたというSCもあった。
業種別の動向では、引き続き飲食が好調と回答したSCが最も多かった。また、猛暑効果で夏物衣料が好調というSCも多かったという。
地域別の動向をみると、全9地域中、北海道を除く8地域で売上高が前年実績を上回った。4.9%増と伸び率が最大だった東北の中心地域では、春に行ったリニューアルの効果が続く駅ビルを中心に活況となった。