小田急不動産がコインランドリー事業に新規参入する。第1号店として小田急線・経堂駅から徒歩5分の住宅地に4月15日「Odakyu Laundry経堂店」をオープンする。
コインランドリーは、共働き世帯の家事労働の低減やコロナ禍による衛生意識の高まり等でその社会的役割に注目が集まっているだけでなく、土地オーナーにとっては遊休地の有効活用の1つとして収益性が高いことから、近年市場が拡大している。また、大都市部で運営されるコインランドリーの多くは面積が約33〜50平方メートルで、駐車場のない店舗がほとんどだが、オダキューランドリー経堂店は約116平方メートルと大型で、敷地内に6台分の駐車場を備える。
店内にはランドリー機器12台、スニーカー洗専用機1台を設置し、乾燥終了後のたたみ台を5カ所確保するなど、利用者は広々と作業ができる。また、待ち時間にも配慮し、充電コンセントやフリーWi-Fi、マッサージチェアやドリップコーヒー自販機を設置するなど、ゆったりと過ごすことができる空間も整えた。
小田急不動産は店舗面積を最大限に活用すべく、洗濯物預かり代行サービスや、店内にて有人カフェ運営などの追加サービスも検討している。共働き世帯の増加やコロナ禍による衛生意識の高まりなどからコインランドリーのニーズは高まっており、土地オーナーからも遊休地の有効活用の一つとして注目されている。