メニュー

週刊スーパーマーケットニュース ベルク、レジ椅子導入で「SAFEアワード」ゴールド賞を受賞

ベルクの「レジ椅子」が、厚生労働省主催の「SAFEアワード」で「ゴールド賞」を受賞した。一部導入店舗で実施したアンケートでは、身体的負担の軽減を実感している従業員が全体の約70%、精神的負担の軽減の実感は約56%、また、身体的負担では半数以上が足や腰の負担軽減を実感しているという。ベルクでは、今回の「ゴールド賞」受賞が、“座ってレジを打つ”ことに対して、世の中の理解が進むきっかけになり、多くの企業のレジ業務に携わる従業員の負担軽減につながることを期待している。(2月7日~13日までのニュースをまとめました)

コープさっぽろ
8時間でカレーパンを11208個販売

 コープさっぽろが参加する協同組合ネット北海道は、28日のさっぽろ雪まつり会場で、8時間でカレーパンを1万個販売するギネス世界記録™に挑戦。11208個を販売して世界記録に認定された。

アークスグループ
<ラルズ>カインズオリジナル商品の取り扱いを開始

 カインズと連携し、ラルズが運営する25店舗で、洗濯用品、掃除用品、キッチン用品を中心とするカインズオリジナル商品の扱いを本格化させる。昨年4月に2店舗で同商品のテスト販売を実施し、顧客に好評だったことから取り扱い店舗の拡大を決定した。

「アークス盛岡グローサリーセンター」を来秋開設

 ユニバースとベルジョイスが2026年秋、物流の効率化を図るために共同し、新たな物流拠点「アークス盛岡グローサリーセンター(仮称)」(岩手県紫波郡矢巾町)を開設。「アークス八戸グローサリーセンター」に続く配送拠点として、両社店舗への商品配送をサポートしていく。

セブン&アイ・ホールディングス
「セブンプレミアム ゴールド」から新たな逸品

 グループPBの中で最上級ブランドとして展開する「セブンプレミアム ゴールド」から、212日に「金の牛タンシチュー」(税込429円)を発売。イトーヨーカドー、ヨーク、ヨークベニマル、シェルガーデンなど約600店舗で取り扱う。「金のハンバーグ」「金のビーフシチュー」「金のビーフカレー」などのパウチ総菜シリーズは、10年の発売以降、累計販売数3億個を超える大ヒットシリーズ。

東急ストア
仕入メーカー・卸を代行して商品を寄贈

 まだ安全に食べられるにもかかわらず、出荷の期限切れや包装の破損などの理由で販売できなくなった商品の寄贈について、東急ストアが代行して商品の調整や配送手続き、諸手続きなどの協力や支援を行っていく。取引先メーカーや卸に「販売機会を失った商品を『寄贈したい』という意向がありながら、配送手配や手続きが負担となり寄贈活動に踏み切れない」という課題に応えたもので、窓口として取りまとめ役を務めていく。今回は、多量の食品ロスが発生した商品について、三菱食品の協力を得て東急ストアが買い取り、115日にセカンドリーグ神奈川へ寄贈。子ども食堂やフードパントリーで役立ててもらう。

イオンリテール
新潟市内でスーパーマーケット2店舗を3月に開業

 318日に「イオンスタイル黒崎」(新潟市西区・店舗面積939坪)を、27日に「イオンスタイル白山浦」(新潟市中央区・店舗面積290坪)をオープンする。スーパーマーケットの成長戦略として「リプレイス(移転)」「新店」「活性化(改装)」を進めるイオンリテールが、「イオンスタイル黒崎」を「リプレイス」1号店としてオープンし、「イオンスタイル白山浦」をマンションと併設した住販一体型の「新店」としてオープンする。

デリシア
トレー回収拡大で「ストアtoストア」を促進

 エフピコと協働し、長野県内の60店舗で回収された使用済み食品トレーを、新たな食品トレーに生まれ変わらせる「トレーtoトレー」によって製造されたエコ製品「エコトレー」「エコAPET」を、再び売場で使用する「ストアtoストア」の水平リサイクルの取り組みを拡大していく。この取り組みにより、253月期にはCO2排出量を300トン抑制する。

ヤオコー
<第3四半期決算>2ケタ増収・増益で好調維持

 253月期第3四半期決算(2441日~1231日)は、営業収益が対前年同期比18.7%増の5576億円、営業利益が同8.5%増の345億円、経常利益が同7.1%増の339億円となり、2ケタ増収・増益の堅調な伸びをみせた。

 第3四半期連結累計期間は、5月に「武蔵浦和店」(埼玉県さいたま市)、6月に「浦和三室店」(埼玉県さいたま市)、9月に「久喜吉羽店」(埼玉県久喜市)と「東鷲宮店」(埼玉県久喜市)、10月に「川口SKIPシティ店」(埼玉県川口市)と「渋川店」(群馬県渋川市)、11月に「新百合ヶ丘店」(神奈川県川崎市)を開設し、積極的な出店を推進。「久喜吉羽店」については、ミドル・シニア層をメインターゲットにする北エリアの旗艦店と位置づけた。また、12月には「学園前店」(千葉県千葉市)でスクラップ&ビルドを実施するなど、既存店活性化に向けた取り組みも進めた。

 グループ各社では、エイヴイが神奈川県を中心にドミナントエリアを形成。「圧倒的な低価格」と「徹底したローコスト運営」を基本方針に、10月に平塚店(神奈川県平塚市)を開設。フーコットは「美味しいもの、圧倒的な品揃え、低価格とそれらを支えるローコストオペレーションの徹底追求」を経営方針とし、埼玉県を中心に5店舗を運営。また、2441日付で連結子会社となったせんどうは、千葉県市原市を中心にドミナントエリアを形成し、生鮮食品に圧倒的な強みを持つ食品スーパーマーケットを運営し、ヤオコーとともに店舗網拡大に向けて布石を打った。

 連結売上高が同18.9%増の5364億円と大きく伸長したことから、売上総利益は190億円増の1335億円を計上。営業収入も29億円増え、営業総利益は220億円増加した。販管費は192億円増えたが、営業総利益増加分がこれを吸収し、営業利益を前年よりも27億円押し上げた。

 253月期の連結業績については、営業収益で同14.1%増の7070億円、営業利益で同7.1%増の314億円、経常利益で同5.6%増の305億円、純利益で同2.5%増の187億円を見込み、2ケタ増収・増益を達成する模様。 

バローホールディングス
<第3四半期決算>営業・経常利益は前年実績を維持

 253月期第3四半期決算(連結2441日~1231日)は、営業収益が対前年同期比6.0%増の6469億円、営業利益が同0.2%減の183億円、経常利益が同0.1%増の206億円となった。

 SM事業の営業収益は同6.7%増の3670億円、営業利益は同4.5%増の152億円、ドラッグストア事業では営業収益が同3.9%増の1343億円、営業利益が同21.2%減の31億円、HC事業については営業収益が同3.1%増の964億円、営業利益は同10.8%減の25億円となり、SM事業が営業収益・営業利益ともに堅調な伸びをみせた。

 連結業績については、SM事業でバローの既存店売上高が前年同期比で4.8%伸長したほか、流通関連事業についても同32.9%増と高い伸びをみせ、増収を達成。一方、営業総利益は同6.0%増の1863億円となったが、販管費が、広告宣伝費は減少したものの、人件費や減価償却費、水道光熱費の増加によって同6.7%増の1679億円に膨らみ、営業利益は同0.2%減の183億円と前年に比べて若干減少した。

 253月期の連結業績については、営業収益で同4.0%増の8400億円、営業利益で同2.9%増の235億円、経常利益で同3.1%増の264億円、純利益で3.0%増の123億円と、増収増益の決算を見通した。

ヨークベニマル
「古河店」をオープン

 214日、茨城県古河市にオープン。茨城県では47店舗目、古河市へは初めての出店となる。敷地内にはカインズ、スターバックスコーヒーが、無印良品はヨークベニマルの2階にオープンする。

マミーマート
「沢口町店」を「マミープラス」にリニューアル

 「マミーマート沢口町店」を「マミープラス」業態に転換し、28日にリニューアルオープンした。“家計にプラス”“おいしさをプラス”“満足をプラス”をコンセプトにした「マミープラス」の11号店で、コモディティ商品においては地域一番の圧倒的な毎日低価格を実現し、お得な商品を提供するほか、鮮度にもこだわり、丸魚から刺身・寿司・生切身などの品揃えも拡大。総菜コーナーでは、222円(税抜)弁当シリーズや旬の食材を生かした総菜をラインアップし、専属のパティシエ監修によるスイーツコーナーも新設した。

ハートフレンド
「フレスコ桂駅東口店」をリニューアル

 159月オープンの店舗で、214日にリニューアルオープン。今回のリニューアルでは、レジを増設して混雑の緩和を図ったほか、レジまでの導線となる通路を確保。また、リーチインケースを導入して冷凍食品の売場を拡大した。店内を即食ゾーンと生鮮ゾーンの2つに分け、生鮮ゾーンではメニュー提案に注力し、即食ゾーンではデリカ・冷凍食品・パンなどを取り扱い、デリカは出来立て・つくり立ての商品を、少量から選んでもらう商品構成にした。

フジ
「マックスバリュ豊富店」を全面リニューアル

 9510月にオープンした「マックスバリュ豊富店」を施設の老朽化に伴い、現在の店舗を建替えて全面リニューアルし、利便性と快適性を追求したスーパーマーケットとして再スタートを切る。リニューアルオープンは今年11月の予定。