週刊スーパーマーケットニュース ベルク、レジ椅子導入で「SAFEアワード」ゴールド賞を受賞
ベルクの「レジ椅子」が、厚生労働省主催の「SAFEアワード」で「ゴールド賞」を受賞した。一部導入店舗で実施したアンケートでは、身体的負担の軽減を実感している従業員が全体の約70%、精神的負担の軽減の実感は約56%、また、身体的負担では半数以上が足や腰の負担軽減を実感しているという。ベルクでは、今回の「ゴールド賞」受賞が、“座ってレジを打つ”ことに対して、世の中の理解が進むきっかけになり、多くの企業のレジ業務に携わる従業員の負担軽減につながることを期待している。(2月7日~13日までのニュースをまとめました)
コープさっぽろ
8時間でカレーパンを1万1208個販売
コープさっぽろが参加する協同組合ネット北海道は、2月8日のさっぽろ雪まつり会場で、8時間でカレーパンを1万個販売するギネス世界記録™に挑戦。1万1208個を販売して世界記録に認定された。
アークスグループ
<ラルズ>カインズオリジナル商品の取り扱いを開始
カインズと連携し、ラルズが運営する25店舗で、洗濯用品、掃除用品、キッチン用品を中心とするカインズオリジナル商品の扱いを本格化させる。昨年4月に2店舗で同商品のテスト販売を実施し、顧客に好評だったことから取り扱い店舗の拡大を決定した。
「アークス盛岡グローサリーセンター」を来秋開設
ユニバースとベルジョイスが2026年秋、物流の効率化を図るために共同し、新たな物流拠点「アークス盛岡グローサリーセンター(仮称)」(岩手県紫波郡矢巾町)を開設。「アークス八戸グローサリーセンター」に続く配送拠点として、両社店舗への商品配送をサポートしていく。
セブン&アイ・ホールディングス
「セブンプレミアム ゴールド」から新たな逸品
グループPBの中で最上級ブランドとして展開する「セブンプレミアム ゴールド」から、2月12日に「金の牛タンシチュー」(税込429円)を発売。イトーヨーカドー、ヨーク、ヨークベニマル、シェルガーデンなど約600店舗で取り扱う。「金のハンバーグ」「金のビーフシチュー」「金のビーフカレー」などのパウチ総菜シリーズは、10年の発売以降、累計販売数3億個を超える大ヒットシリーズ。
東急ストア
仕入メーカー・卸を代行して商品を寄贈
まだ安全に食べられるにもかかわらず、出荷の期限切れや包装の破損などの理由で販売できなくなった商品の寄贈について、東急ストアが代行して商品の調整や配送手続き、諸手続きなどの協力や支援を行っていく。取引先メーカーや卸に「販売機会を失った商品を『寄贈したい』という意向がありながら、配送手配や手続きが負担となり寄贈活動に踏み切れない」という課題に応えたもので、窓口として取りまとめ役を務めていく。今回は、多量の食品ロスが発生した商品について、三菱食品の協力を得て東急ストアが買い取り、1月15日にセカンドリーグ神奈川へ寄贈。子ども食堂やフードパントリーで役立ててもらう。
イオンリテール
新潟市内でスーパーマーケット2店舗を3月に開業
3月18日に「イオンスタイル黒崎」(新潟市西区・店舗面積939坪)を、27日に「イオンスタイル白山浦」(新潟市中央区・店舗面積290坪)をオープンする。スーパーマーケットの成長戦略として「リプレイス(移転)」「新店」「活性化(改装)」を進めるイオンリテールが、「イオンスタイル黒崎」を「リプレイス」1号店としてオープンし、「イオンスタイル白山浦」をマンションと併設した住販一体型の「新店」としてオープンする。
デリシア
トレー回収拡大で「ストアtoストア」を促進
エフピコと協働し、長野県内の60店舗で回収された使用済み食品トレーを、新たな食品トレーに生まれ変わらせる「トレーtoトレー」によって製造されたエコ製品「エコトレー」「エコAPET」を、再び売場で使用する「ストアtoストア」の水平リサイクルの取り組みを拡大していく。この取り組みにより、25年3月期にはCO2排出量を300トン抑制する。