週刊スーパーマーケットニュース ラルズ、「モーダルシフト優良事業者賞」を共同で受賞
シジシージャパン、フレスタ、原信ナルスオペレーションサービス、全国通運と共同で設立した「ラルズ・フレスタ・原信・CGCグループモーダルシフト推進協議会」が取り組んだ「共同輸入およびモーダルシフトによるサステナブルな農産品輸送の実現」が、モーダルシフト優良事業者賞(革新的取組み部門)を受賞した。船で輸入した商品を加工施設で海上コンテナから鉄道コンテナに移し変えることで、輸送拠点を通過せずに各社の配送拠点に輸送を可能にしたことが、安定的な供給につながり、また、輸送が効率化され、トラックドライバー不足対応と環境負荷低減が可能になった点が評価された。(11月22日~28日までのニュースをまとめました)
モーダルシフト……トラックなどの自動車で行われる貨物輸送を環境負荷の小さい鉄道や船舶の利用へ転換すること。
ベイシア
再生段ボール製のディスプレイを導入
再生された段ボール原紙から製造された段ボール製ディスプレイを109店舗に導入した。店舗で回収した段ボールを古紙再生事業者の河村商事(愛知県春日井市)が再資源化。レンゴー(大阪府大阪市)が原料として使用し、ボジョレーヌーヴォー売場のおつまみ用什器につくり上げ、これを活用した。
オギノ
バイヤーお薦めの水産・珍味商品の食べ比べ試食会
年末・年始の来客用のつまみ、おかずとして重宝される6品を取り揃え、12月7日に試食会を実施する。リバーシティ店(キッチンスタジオ)で午前と午後の2回開催。事前申し込み不要で参加費無料。
アオキスーパー
学習まんがを出店エリアの全小学校へ寄贈完了
地球環境と資源保護の取り組みの一環として、未来を担う子ども達の環境学習やSDGsの取り組みについて理解を深める機会を提供すべく、学習まんが「食品トレーのひみつ」を刈谷市・安城市・半田市・武豊町の小学校全校と一宮市1校に寄贈。今回をもって、出店するエリアで希望するすべての小学校計493校(20市町)への寄贈を完了した。
ダイエー
食品スーパー初の「ヘルプマーク」配布
神戸市と連携協定を締結し、食品スーパー初の取り組みとして、12月3日から神戸市内の全店で「ヘルプマーク」の配布を開始する。「ヘルプマーク」は、援助や配慮を必要としていることを周囲に知らせるもので、東京都が作成。現在、全国の行政窓口などを中心に無償で配布している。食品スーパーでの配布で、より身近に受け取ることが可能で、神戸市内のダイエー、グルメシティ、イオンフードスタイルの計22店舗のサービスカウンターで受け取れるようになった。
丸久
海洋プラごみ使用の買物かごは3000個
山口県長門市大浦海岸などに漂着した海洋プラスチックごみを原材料の一部として買物かごに使用。4回目となる今回は、3000個制作して10店舗に導入する。2021年度から山口県の呼びかけで始めた“行動するSDGs”の取り組みのひとつで、今年度は海岸に漂着した約1580㎏のプラスチックごみを回収。うち青色ポリタンク37個を原材料の一部として使用した。