週刊スーパーマーケットニュース ベルク、学生向けの実践講座「ベルクアカデミー」を開講
ベルク(埼玉県)は、学生を対象にした次世代リーダーの基礎を築く実践型ビジネス講座「ベルクアカデミー」を、8月8日、8月29日、9月12日に開催する。夏休み期間の短期集中開催で、ビジネスで必要となるスキルや思考法を実践的な形式で学び、就職活動を迎える前に、参加者同士のスキルアップや自身の強みを磨くことを目的にした。前年の講座が好評だったことから、今年も実施する。参加費は無料で、募集人数は40名。申込期間は6月30日まで。(5月30日~6月5日までのニュースをまとめました。)
イトーヨーカ堂
東京都・埼玉県で新たに「フードドライブ」常設店舗を拡大
6月から、新たに東京都・埼玉県のイトーヨーカドー、ヨークマート、ヨークフーズの25店舗で「フードドライブ」活動を開始。「フードドライブ」常設実施店舗は117店舗に拡大した。
マルエツ
飲料自販機の売上金1%寄付が間もなく累計5000万円に到達
社会貢献活動の一環として、2008年度から全店舗の店頭・店内に設置している飲料自販機の売上金1%相当額を、店舗が所在する地域の社会福祉協議会などを通じて介護・養護施設に寄付する活動において、24年度の実績が270万円となり、これまでの累計が4967万円となった。寄付金は、車いすの購入や施設内の手すりの設置、施設内で使用するタブレットの購入などに役立てられる。
東急ストア
「サステナブル」宣言で6つの目標を開示
環境月間の6月、SDGs(持続可能な開発目標)に関連する取り組みを行うことで、地域に根差したスーパーマーケットをめざすことを、改めて顧客にアピールした。目標に掲げたのは、以下の6つ。
- 安全・安心
- おいしさと楽しさ
- 脱炭素・循環型社会
- 社会貢献・地域共生
- ひとづくり
- 企業統治・コンプライアンス
また、廃棄物削減とリサイクル、環境とカラダにやさしい取り組みについても紹介した。
富士シティオ
「地域のエコリーダー」をめざして「ストアtoストア」の協働拡大
富士シティオ(神奈川県)は、エフピコ(広島県)、ヨネヤマ(神奈川県)と協働し、店頭で回収された使用済み食品トレーを新たな食品トレーに生まれ変わらせる「トレーtoトレー」、使用済みペットボトルを回収して新たな食品容器に生まれ変わらせる「ボトルto透明容器」を行い、再び店頭で積極的に「エコトレー」「エコPET」を使用する、水平リサイクル「ストアtoストア」を推進する。24年度は、使用済み食品トレーを37t、使用済みペットボトルを45t回収し、346tのCO2排出量を抑制した。
デリシア
移動スーパーを活用して防犯対策啓発活動
総合的な犯罪被害防止対策について長野県警察と協働し、県下11警察署と締結した「地域安全活動に関する協定」に基づき、6月2日から30日までの期間、運営する移動スーパー「とくし丸」を活用した啓発活動を実施する。買物困難者や地域住民の防犯意識向上を図る。
ダイエー
「大人の食育」の推進活動を拡大
食卓と生産現場の距離感を縮めるため、民間企業、国や地方の行政、教育関係者、農林漁業者などと連携した「大人の食育」を推進する農林水産省の「官民連携食育プラットフォーム」に参加し、活動を拡大する。プラットフォームでは、食への理解の醸成と行動変容をめざし、新たな連携を創出しながら、消費者に対し、食生活を豊かで健康的なものにするための情報発信やプロジェクト活動を推進していく。プラットフォーム設立のキックオフとして、設立総会とシンポジウムを6月27日に農林水産省で開催する。
ライフコーポレーション
24年度の食育授業・環境イベント実施は205回
子どもたちを対象に、食育・環境に関する授業や店舗でのイベントを積極的に実施しているライフコーポレーション(大阪府)が、24年度は合計205回の出前授業やイベントを行い、参加者は1万4283名となった。食育授業では、食べ物の働きやバランスのよい食事について講義を行ったほか、食の楽しさを体験してもらうことを目的に、体験型イベントも食品メーカー各社と共同で開催。環境イベントでは、売場を使用したクイズラリーを実施するなど、楽しみながら環境について学べる場を提供した。