【トラスコ中山】アマゾンなど通販向け出荷が増大

2013/04/17 12:00
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 プロツール卸売業大手のトラスコ中山(大阪府/中山哲也社長)はこの1月より、東京・埼玉・千葉・茨城の1都3県を対象に月間売上約14億円を誇るプラネット東関東(千葉県松戸市)で、アマゾン・ジャパン(東京都/ジャスパー・チャン社長)向けの配送をスタートさせている。

 

 5つのフロアからなるプラネット東関東の延べ床面積は1万8794平方メートル。1階が入出荷フロア、2~4階が格納フロア、5階がストックフロアという構成で、1階部分にアマゾン向けの専用の出荷エリアがある。市川と八千代の2つのフルフィルメントが出荷先で、出荷行数は2月中旬の段階で1日200~600行で、平均400行。これを今後1000行程度にまで増やしていきたい考えだ。

 

 同社のeビジネス売上高は現在好調に拡大しており、13年3月期は対前期比11.6億円増の60億円を見込む。そのうちMonotaRO向けが年間約12億円、アマゾン・ジャパンが約4億円、アスクルが約5億円のビジネスになっている。こうした拡大を受け、同社では4月1日に営業本部内にeコマース営業部を新設し、さらなる拡大をめざす。

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