【日本DIY協会】7月度売上苦戦 8月度は3カ月ぶり全店ベースプラスに
日本DIY協会(東京都/志村伊知郎会長)が発表した2012年7月度のホームセンター(HC)売上高(月例調査速報)は、昨年の節電関連商品や地デジ関連特需の反動減が大きく、全店ベースで対前年同月比4.7%減、既存店ベースでは同7%減となった。
引き続き好調を維持している「DIY・素材用品」は前年実績に並んだものの、「電気」が18.9%減となるなど、「インテリア」「家庭日用品」「園芸・エクステリア」「ペット」「カー・アウトドア」「カルチャー」「その他」の8分野が前年割れとなった。
8月度は全店ベースで0.4%増となり、今年5月度以来3カ月ぶりにプラスに転じた。既存店ベースでは2%減だった。
商品分野別では、「DIY素材用品」が1.3%増と好調を維持しており、このほか「インテリア」が同1.8%増、「園芸・エクステリア」が同2.9%増で「サービス業務」も同14.8%増と4分野がプラスだった。
一方、「電気」が4.7%減、「ペット」が1.6%減となるなど、引き続き、好調カテゴリーと不振カテゴリーがはっきりしている結果となった。8月度は全体的には、猛暑の影響で夏物商品が好調に推移し、それが売上を押し上げた。