【日本DIY協会】６月度既存店売上７.３％減もDIY素材・用品は依然伸張！
日本ＤＩＹ協会（東京都／志村伊知郎会長）が発表した12年５月度のHC売上高（月例調査速報）は、前年同月よりも休日数が２日減ったこともあり、全店ベースで対前年同月比0.5％増、既存店ベースでは同1.6％減となった。
全国的に「ＤＩＹ素材・用品」や「園芸用品」等の外回り関連商品は好調だったものの、「節電関連商品」は前年の反動減が見られた。商品分野別では、「園芸・エクステリア」が同7.8％増となるなど「ＤＩＹ素材・用品」「サービス業務」の３分野が対前年比で増加となった。一方、「電気」が同21.2％減と３ヵ月連続で大幅減（３月：27.６％減、４月：17.９％減）となったほか、「インテリア」「家庭日用品」「ペット」「カー・アウトドア」「カルチャー」「その他」の７分野が前年割れとなった。
６月度は前年同時期の節電関連商品好調の反動から、全店ベースで５％減、既存店ベースでは７.３％減となった。11年６月度の既存店ベース売上高は７.２％増であったことを考えると、一昨年対比ではほぼトントンということになった。
ただ商品分野別では、「ＤＩＹ素材・用品」が１.４％増と伸びており、11.3％増となった前年の実績を上回ったことは特筆すべき点だ。「サービス業務」と合わせ２分野が前年比で増加となった。
「電気」が26.３％減、「インテリア」が14.８％減となるなど８分野が前年を下回った。
