【ケーヨー】12年2月期決算 営業利益4割増の増収大幅増益

2012/04/23 06:00
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 ケーヨー(千葉県/醍醐茂夫社長)の12年2月期決算は、売上高1902億9500万円(対前期比4.4%増)、営業利益51億1100万円(同42%増)の増収大幅増益となった。

 

 震災復興需要に対応した取り組みにより東北エリアの店舗が既存店ベースで33.7%増となるなど、既存店売上高は通期で4.2%増(上期5.9%増・下期2.4%増)と好調に推移した。商品部門別では、DIY用品部門が対前期比6.3%増となり、節電需要のほか季節商品が好調だったことから家庭用品も同5.5%増となった。レジャー用品は同0.4%減だった。

 

 商品政策では医薬品の取扱店舗を期中に26店舗追加し、累計で127店舗とすることで販売力の強化を図るとともに、衣料や手芸用品など新しい品種の導入にも積極的に取り組んだ。なお同期の新規出店は6店舗で閉鎖は5店舗。スクラップ&ビルドを推進することで競争力の向上に努めた。期末店舗数は183店舗。

 

 13年2月期は売上高1917億円(対前期比0.7%増)、営業利益53億円(同3.7%増)を見込んでいる。創業60周年となる今期、同社は60周年プロモーションを積極的に仕掛け、TVCM、チラシと連動した売場づくりにさらに力を入れることで、売上・利益を確保していきたい考えだ。
 

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