第46回 イオンシニア対応プロジェクト「GRAND GENERATION’SCOLLECTION in TOKYO」開催

2012/05/22 13:00
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 4月13~15日の3日間、東京・有楽町の東京国際フォーラム展示場では、イオンがグループ26社とともにシニア向けの商品・サービスを紹介する「GRAND GENERATION’S COLLECTION in TOKYO」が開催された。

 

 「GRAND GENERATION(グランドジェネレーション)」とは、脚本家の小山薫堂氏が提唱する、人生経験豊富であり、人生における最上級の世代としてシニア層を表現した言葉。13日は10時の開場と同時に、シニア世代を中心にカップルや家族連れなどが訪れた。会場では、トップバリュやハピコムなどグループ開発商品の展示ほか、出展しているCFSコーポレーション(神奈川県横浜市、石田岳彦社長)は、メーカーとタイアップした介護食の提案、健康チェックサービス、カウンセリングコスメショップを展開するコスメーム(千葉県千葉市、佐藤京子社長)では、メーキャップ講座を開講し、多くの来場者を集めていた。

 

 目前に迫った2015年には人口の2人に1人が50歳以上となる日本。以降人口は緩やかに減少を続け、2035年には2人に1人が65歳以上、つまり人口の半分が高齢者となることがほぼ確実視されている。

 

 イオンのシニアプロジェクトに限らず、国内のあらゆる産業に身を置く企業が、シニアを想定したビジネス展開をスタートさせている。国内の消費市場は緩やかに、しかしダイナミックに変化しており、この変化を確実に手中に収めるべく、事業拡大合戦が次第にヒートアップしつつある。

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