米ナイキ、人員1%削減=経営立て直しで―報道

【ニューヨーク時事】米メディアは28日、米スポーツ用品大手ナイキがオフィス勤務の従業員の約1%を削減する方針だと報じた。近年の業績不振を踏まえ、組織の効率化により経営の立て直しを目指す。
ナイキの全従業員は、販売部門やパートタイムも含めて約7万7800人。報道によると、具体的な削減人数は明らかになっていないが、欧州・中東・アフリカ事業や「コンバース」ブランド事業は解雇対象から外れるという。
ナイキはこの数年、スポーツブランドとしての人気が低下し、売り上げ、利益ともに低迷。昨年新たに最高経営責任者(CEO)に就任したエリオット・ヒル氏の下で、アスリート向け商品の強化など、「原点回帰」を掲げた事業改革を進めている。
同社は昨年2月、全従業員の2%に相当する約1600人の削減を明らかにしていた。





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