コメリ、山口県下松市と「災害時における物資供給協定」を締結

コメリ(新潟県)は3月27日、同社が設立したNPO法人コメリ災害対策センターと山口県下松市(くだまつし)が「災害時における物資供給に関する協定」を締結したと発表した。
同社は、災害発生時に必要な物資を迅速に供給することを目的に、2005年9月に「NPO法人コメリ災害対策センター」を設立。設立以来約20年にわたり、全国の自治体と災害時における物資供給に関する取り組みを行い、全国の6割を超える自治体と協定を締結している。今回の下松市との協定で1,149件に達した。
同センターはこれまで、中越沖地震(2007年)、東日本大震災(2011年)、能登半島地震(2024年)など、全国各地の災害で物資を供給。避難所には携帯用トイレや使い捨て食器などを届けたほか、ライフライン維持のために飲料水やLEDライトを提供。復旧作業にはブルーシートや土のう袋を供給し、仮設住宅には寝具や調理器具なども届けている。
