名古屋の百貨店、8月の売上高は5.1%増=猛暑で夏物衣料伸びる
名古屋市内に主要拠点を置く百貨店が2日発表した8月の売上高(速報)は、合計で前年同月比5.1%増の324億円だった。例年よりも気温が高く、紫外線対策用品や涼感素材の夏物衣料の売り上げが伸長した。
ジェイアール名古屋高島屋は8.3%増の143億円、松坂屋名古屋店は2.2%増の93億円、名古屋三越(2店)は2.8%増の62億円、名鉄百貨店は5.1%増の25億円だった。
名鉄百貨店の本店では防災セットや避難グッズなどを集めた「防災フェア」を防災の日にあわせて毎年実施している。今年は南海トラフ地震の臨時情報の発表や台風10号の影響で防災意識が高まり、前年比12倍の売り上げとなった。