名古屋市内に主要拠点を置く百貨店が1日発表した7月の売上高(速報)は、合計で前年同月比6.4%増の402億円だった。例年よりも気温が高く、夏物の衣料や家庭用品、加熱不要の総菜などの売り上げが伸びた。
ジェイアール名古屋高島屋は13.6%増の176億円、松坂屋名古屋店は2.2%増の120億円、名古屋三越(2店)は0.8%増の71億円、名鉄百貨店の本店は1.1%増の33億円だった。
暑さの影響により、ジェイアール名古屋高島屋では、夏布団や涼感パッドなどの寝具類の売り上げが伸長。名古屋三越の栄店では、加熱不要や時短調理ができる総菜や加工品などが好調だった。