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名古屋の百貨店、6月の売上高18.5%増=夏日多く夏物商品伸びる

ジェイアール名古屋高島屋
ジェイアール名古屋高島屋(時事通信社)

 名古屋市内に主要拠点を置く百貨店が1日発表した6月の売上高(速報)は、合計で前年同月比18.5%増の403億円だった。夏日や真夏日が多く、軽衣料や傘、帽子といった紫外線対策商品など夏物商品の売り上げが伸びた。

 ジェイアール名古屋高島屋は26.6%増の183億円、松坂屋名古屋店は15.1%増の112億円、名古屋三越(2店)は7.4%増の74億円、名鉄百貨店の本店は16.6%増の33億円だった。

 名古屋三越は、トラック運転手の残業規制強化で物流の停滞が懸念される「2024年問題」への対策として、お中元を6月中に届けると110円分の送料クーポンを渡すキャンペーンを実施。6月中の配達件数は栄店で前年同月比3.3倍、星ヶ丘店で5.9倍と大幅に増加した。