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名古屋の百貨店、4月の売上高8.9%増=気温上昇で夏物商品伸びる

ジェイアール名古屋高島屋
ジェイアール名古屋高島屋(時事通信社)

 名古屋市内に主要拠点を置く百貨店が1日発表した4月の売上高(速報)は、合計で前年同月比8.9%増の355億円だった。気温の上昇により、夏物衣料品や紫外線対策商品の売り上げが伸びた。   

 ジェイアール名古屋高島屋は13.9%増の163億円、松坂屋名古屋店は3.6%増の97億円、名古屋三越(2店)は7.0%増の66億円、名鉄百貨店の本店は5.5%増の28億円だった。

 ジェイアール名古屋高島屋は、タカシマヤゲートタワーモールの改装効果により、20代の若い客など新規顧客の獲得につながった。名古屋三越(2店)では、データを取り始めた2006年4月以降の単月の免税売り上げが過去最高となった。円安の進行でインバウンド(訪日客)が増加していることが背景とみられる。